べっぴんさん|大島とすみれの面会は実話!驚きの神対応に感服!

 

朝ドラ『べっぴんさん』では、すみれたちのキアリスが

大急百貨店に出店するというあり得ない幸運に恵まれます。

 

ベビーショップあさやを興してから2年余りですし、

さほど実績のないお店が天下の大急に店を出すなどとは

誰も想像できなかったはずです。

 

ところが当のすみれたちは「大急特選マーク」を断ったばかりか、

大急の従業員の商品の扱いに不服を感じて、あろうことか

出店を断ることになります。

 

そのため大急の社長の大島保に呼び出され、面会をすることになりますが、

驚きの展開が待っていました。

 

史実のエピソードとともにご紹介します。

 

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(当時の阪急百貨店うめだ本店)

 

コンテンツ

大島とすみれの面会は実話!驚きの神対応に感服!

 

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まずドラマではてっきり大島に叱られると思ったすみれですが、

彼は百貨店の社長として商品を雑に扱ったことを詫びます。

 

すみれはこの思いがけない展開に戸惑いますが、その上で大島は

キアリスの10日間の百貨店での委託販売を提案します。

 

つまり10日間大急は場所とショーケースを貸すので、

自分たちのやりたいようにやれとのことです。

 

このあまりに太っ腹な大島の提案に感心し、すみれたちは10日間の委託販売に

チャレンジすることになります。

 

大量の商品や販売員の確保が次なる課題となりますが、

すみれたちのチャレンジに期待ですね♪

 

ところでこのあたりのエピソードはすみれと大島のモデルとなった

坂野惇子と当時の阪急百貨店社長の清水雅の面談がベースとなっています。

 

実話ではファミリアが出店を拒否するという問題は片付いており、

面談のきっかけとなった問題は売り場のショーケースについてです。

 

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阪急百貨店に出店したファミリアは初日から売上が好調で、1週間もすると

阪急が用意した2台のショーケースには空きが目立つ状態となりました。

 

そのため阪急の担当者が見栄えも悪いので、どんどん商品を補充するように

惇子に指示したのですが、これに彼女は立腹しました。

 

実はそもそも商品数は阪急の担当者が算出した販売予測に基づいていましたし、

ファミリアの製品は手作りでしたので大量に生産することはできません。

 

とは言え、百貨店と業者の力関係は説明するまでもなく、

当時は絶対服従が求められていました。

 

ところがそんな商慣習を尻目に、惇子は2台あったショーケースのうち

1台を返上すると言い出しました。

 

百貨店に出店する業者は1台でも多くのショーケースを確保したいのが常で、

自らこれを返上するという申し出自体が前代未聞で、阪急の担当者を驚かせました。

 

そのため担当者は商品の補充を引っ込めたのですが、百貨店の常識では

考えられないような惇子たちのスタンスはすぐに店内で話題となります。

 

そしてそれは間もなく社長の清水の耳にも届いて、惇子を社長室に呼び出しました。

 

彼女はてっきりショーケースの件で叱られると思いましたが、清水は

「あなたたちのやり方は間違っていない。きっと成功しますよ」との

意外な言葉を発します。

 

その上で、ショーケースを減らすのではなく増やす努力をしたらどうかと

提案します。

 

当時の業者にとって社長の清水は神様のような存在でしたから、

惇子の感激もひとしおでした。

 

そのため商品生産や開発にも努力をして、その2か月後には

ショーケースを3台に増やすことになります。

 

ドラマの大島の神対応も、この実話に基づいています。

 

史実のファミリアの創業者の惇子たちは、潔のモデルの尾上清や

麻田のモデルの元田蓮など、多くの人に恵まれました。

 

しかし同社が子供服大手にまで成長できたのはやはり清水の存在を置いては

考えにくく、彼こそはファミリアの大恩人とも言える人物です。

 

ドラマでもすみれたちのキアリスと大急百貨店は、

タッグを組んで快進撃をしますから楽しみですね♪

 

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